乃木坂46を草創期から支える1期生は、ついに秋元真夏さんと齋藤飛鳥さんの2人だけになってしまいました。
いずれはこの2人もグループを卒業してしまいますが、キャプテンと絶対的エースの卒業はグループに与える影響が甚大なため、ファンはその卒業時期を恐怖をもって注視しています。
ところで、乃木坂46のエース級メンバーの卒業は、新メンバーオーディションの開催時期とある程度相関関係があり、この関係を紐解くことで2人の卒業時期を占うことが可能。
ということで今回は、乃木坂46の新メンバーオーディションとエース級メンバーの卒業の相関関係を紹介すると共に、秋元真夏さん・齋藤飛鳥さんの卒業時期を考えてみます。
乃木坂46のエース級メンバーの卒業と新メンバーオーディションの相関関係
まず最初に、乃木坂46のエース級メンバーの卒業と、新メンバーオーディションの相関関係について紹介します。
2期生オーディションは相関関係なし
2期生オーディションは2013年1月から3月にかけて行われ、合格者は同年5月に開催された乃木坂46のミュージカル「16人のプリンシパル deux」の東京公演で1人ずつ発表、研究生として加入しました。
2期生オーディションは乃木坂46の結成から約1年半後、CDデビューから約1年後に行われています。そのためエース級メンバーの卒業との相関関係はありません。
1期生・橋本奈々未の卒業と3期生オーディション
1期生・橋本奈々未さんは、2016年10月20日の深夜に放送された「乃木坂46のオールナイトニッポン」でグループからの卒業と芸能界からの引退の意向を発表。翌2017年2月20日にさいたまスーパーアリーナで開催された「乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE ~橋本奈々未 卒業コンサート」をもって卒業しました。
そして橋本奈々未さんが卒業を発表した2016年は、7月から9月にかけて3期生オーディションが開催されています。
時系列的には「7~9月に3期生オーディション実施 → 3期生オーディション合格者の加入 → 10月に橋本奈々未さんの卒業発表 → 翌年2月に橋本奈々未さんの卒業」となります。
1期生・西野七瀬の卒業と4期生オーディション
1期生・西野七瀬さんは、2018年5月9日に更新した自身の公式ブログで年内いっぱいでのグループからの卒業を発表。同年12月31日に放送された「第69回NHK紅白歌合戦」への出演を最後に卒業しました。
ただし、卒業コンサートは翌2019年2月24日に「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE Day4 ~西野七瀬 卒業コンサート」として卒業後に開催されています。
そして西野七瀬さんが卒業を発表した2018年は、6月から8月にかけて4期生オーディションが開催されています。
時系列的には「5月に西野七瀬さんの卒業発表 → 6~8月に4期生オーディション実施 → 11月に4期生オーディション合格者の加入 → 12月に西野七瀬さんの卒業」となります。
1期生・松村沙友理&生田絵梨花の卒業と5期生オーディション
1期生・松村沙友理さんは、2021年4月15日にMCを務める「生のアイドルが好き」(ニコニコ生放送)の中で、同年6月に発売される27thシングル「ごめんねFingers crossed」の活動をもってグループから卒業することを発表、同年7月13日に卒業しました。
また、同じく1期生・生田絵梨花さんも10月25日に更新した自身の公式ブログで年内いっぱいでグループを卒業することを発表。12月31日に放送された「第72回NHK紅白歌合戦」への卒業を最後に卒業しました。
そして松村沙友理さん・生田絵梨花さんが卒業した2021年は、7月から9月にかけて5期生オーディションが開催されています。
時系列的には「4月に松村沙友理さんの卒業発表 → 7月に松村沙友理さんの卒業 → 7~9月に5期生オーディション実施 → 10月に生田絵梨花さんの卒業発表 → 12月に生田絵梨花さんの卒業 → 2022年2月に5期生オーディション合格者の加入」となります。
なお5期生オーディション合格者は、本来であれば2021年12月に加入予定でした。しかし新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で選考スケジュールに変更が生じた結果、2ヵ月遅れとなっています。
例外は白石麻衣
念のため、3期生オーディション以降のオーディションが開催されていない年のメンバーの卒業発表がどうなっているか、を見てみましょう。
2017年は1期生の中元日芽香さん・伊藤万理華さんが卒業、2019年は1期生の衛藤美彩さん・斉藤優里さん・桜井玲香さん、2期生の伊藤かりんさんが卒業、2020年は1期生の井上小百合さん・中田花奈さん・白石麻衣さん、2期生の佐々木琴子さんが卒業しています。
この中に入っているエース級メンバーといえば、誰がどう見ても白石麻衣さんです。「乃木坂46のエース級メンバーの卒業と新メンバーオーディションの相関関係」という説を唯一崩す要素が、この2020年の白石麻衣さんの卒業といえます。
秋元真夏と齋藤飛鳥の卒業時期を予想する
前章で紹介したように、乃木坂46のオーディションが開催された年には必ずエース級メンバーの卒業発表があります(白石麻衣さんの卒業を除く)。
これを踏まえた上で、秋元真夏さんと齋藤飛鳥さんの卒業時期を考えてみます。
【予想1】2023年末から2024年にかけて
前述のように、5期生は本来2021年12月に加入予定でした。しかし新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で2022年2月に延期されています。
「相関関係」を考える上で5期生の加入を2021年とすると、5期生の加入と秋元真夏さん・齋藤飛鳥さんの卒業は無関係だった、ということになります。この記事を書いている時点で2021年はもう過ぎているからです。
「相関関係」に則ると、秋元真夏さん・齋藤飛鳥さんの卒業は6期生オーディションが開催される年、ということになります。
では6期生オーディションがいつ開催されるのか、という話ですが、3期生の加入が2016年9月、4期生の加入が2018年12月、5期生の加入が2022年2月(本来は2021年12月)、という流れを考えると、早ければ2023年末頃、順当なら2024年中と考えるのが妥当でしょう。
「ついこの前5期生が入ったばっかりなのにもう募集するのか」と思われるかもしれませんが、実際にオーディションは2~3年間隔で行われています。そのため上記の時期予想は現実的です。
少し前に1期生・2期生の卒業ラッシュがあったように、今後は3期生の卒業ラッシュが発生する可能性が高いです。立て続けにドラマの仕事が入っている山下美月さんや、与田祐希さんなどはファンならずとも卒業の2文字がチラついているといえるでしょう。
また、エース級メンバーとはいえませんが、年齢の高い吉田綾乃クリスティーさんなども卒業が近いと見るべきです。
となると、その穴を埋めるための6期生オーディションの開催時期は自ずと見えてきますし、「相関関係」があるなら秋元真夏さん・齋藤飛鳥さんの卒業時期も見えてきます。
【予想2】2022年末から2023年にかけて
5期生の加入を実際通りに2022年とすると、相関関係に則れば2022年中に卒業発表がある可能性はまだ残されています。
実際に橋本奈々未さんは、10月16日に卒業発表をして翌年2月20日に卒業しています。
秋元真夏さん・齋藤飛鳥さんほどのメンバーが、2022年10月を過ぎてから卒業発表をして年内に慌ただしく卒業、というのは考えにくいですが、卒業発表のみを年内に行い、卒業は2023年、という可能性はあるかもしれません。
秋元真夏と齋藤飛鳥のどちらが先に卒業するか
ここまで秋元真夏さんと齋藤飛鳥さんをひと括りにしてきましたが、2人が同時期に卒業することは考えにくく、現実的には1年以上期間を空けて卒業すると思われます。
「どちらが先に卒業するか」ですが、これはわかりません。年齢を考えれば2023年に30歳になる秋元真夏さんの方が先の可能性がありますし、活動期間を考えれば齋藤飛鳥さんの方が先かもしれません(秋元真夏さんは学業の都合で1st~3rdシングルまで活動休止している)。
ただ性格的なものを考えると、秋元真夏さんは1期生全員を送り出した後に、次のキャプテンにきっちりと引き継ぎを済ませ、1期生としての責任・キャプテンとしての責任を果たした上で最後に卒業するような気がします。
秋元真夏・齋藤飛鳥の卒業は過去最大のターニングポイントになる
ということで今回は、「乃木坂46のエース級メンバーの卒業と新メンバーオーディションの間に相関関係がある」との仮定した上で、過去の橋本奈々未さんや西野七瀬さんの卒業を振り返り、最後の1期生・秋元真夏さんと齋藤飛鳥さんの卒業時期を考えてみました。
いずれにせよ、秋元真夏さん・齋藤飛鳥さんの卒業は時間の問題です。既にカウントダウンに入っているといっても過言ではありません。恐らくここ2、3年の間に2人とも卒業していくでしょう。
そういう意味では、卒業時期をあれこれ詮索することはあまり意味がないのかもしれません。
しかしこの2人の卒業は、乃木坂46の立ち上げからすべての歴史を知る現役メンバーが1人もいなくなることを意味します。乃木坂46には間違いなく過去最大のターニングポイントであり、本当の意味で歴史のページが1枚めくられる時です。
遠くない将来やってくるその時を、ファンは穏やかな気持ちで迎えられるよう、今から心の準備をしておきましょう。
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