乃木坂46はSNSを解禁したってホント?アカウントが持てる条件とは?

乃木坂46 SNSアカウント 乃木坂46

乃木坂46は、YouTubeの「乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL」「乃木坂配信中」、ツイッターの公式アカウント(@nogizaka46)、TikTokの公式アカウント(nogizaka46_official)など、様々なSNSでグループの公式アカウントを運用しています。

一方でメンバー個人のSNSアカウントは、自由な開設・運用は許されておらず、一定の制約・運営の一括管理の元に開設・運用が行われているようです。

ということで今回は、乃木坂46のメンバーを巡るSNSアカウント事情と、メンバーのインスタグラムアカウント、そしてフォロワー数の比較などを紹介していきます。

乃木坂46メンバーのSNSアカウントについて

まず最初に、乃木坂46のメンバーのSNSアカウント事情について確認しておきましょう。

加入前に所持していたSNSアカウントはすべて削除

最近は小学生でもツイッターやインスタグラム、人によってはYouTubeやTikTokなどのアカウントも所持し、運営しています。

これは乃木坂46に加入するメンバーも例外ではありませんが、オーディションに合格したメンバー(候補者)は、加入が発表される前までにすべてのSNSアカウントをアカウントごと削除する必要があるようです。

これは加入発表後にSNSへの投稿を元にプライベートを探られたり、様々な発言や画像を元に噂やトラブルが発生することを防ぐための措置でしょう。

メンバーによっては、SNSアカウントを作ったもののほとんど運用しておらず、アカウントやパスワードがわからなくなってしまうケースや、メンバー自身もアカウントを作ったこと自体を忘れていて、後から発覚して削除するようなケースもあるようです。

この辺りの「加入前のSNSアカウント事情」は、新内眞衣さんがオールナイトニッポンのパーソナリティーを務めていた時代に、トークの中で何度か明らかにしています。

しかし最近では、5期生加入時の騒ぎを見てもわかるように、過去のSNSでの活動履歴を完全に消すことは難しいのが現状。

加入前のSNS運用自体は別に問題ないと思いますが、あまりに過激なことをしていたり、問題となりそうな投稿が多い場合には、どこかの段階で運営のチェックに引っ掛かり、合格や加入自体がなくなることもありそうです。

そのため、今後乃木坂46のオーディションの合格を目指す人は、SNSでの言動には注意した方がよいかもしれません。

当初はツイッターでの告知用アカウントの運用から始まった

乃木坂46のメンバー個人の公式SNSアカウントですが、かつてはどのSNSにもありませんでした。

状況が変わったのは、おそらく2017年1月に発売された齋藤飛鳥さんの1st写真集「潮騒」の公式アカウント(@gentosha_asuka)がツイッターに開設されたことです。

このアカウントでは写真集に掲載されるカットや、未公開のカットが順次公開され、写真集の発売日に向けて告知が行われました。この手法は2017年2月に発売された白石麻衣さんの2nd写真集「パスポート」でも行われ、一時は写真集告知の際の定番となりました。

告知用アカウントの舞台はインスタグラムへ

やがてこの手の「告知用SNSアカウント」は、ツイッターからインスタグラムに舞台を移すようになります。

2019年6月に松村沙友理さんが、乃木坂46のメンバーとしては初めてインスタグラムに公式個人アカウントを開設しました。

このアカウントは公式個人アカウントという体裁で開設されたものの、当初は同年10月に公開された映画「東京ワイン会ピープル」の告知のために運用されました。

アカウント開設後は映画公開に向けて様々な告知が行われましたが、映画の告知が終了した後、このアカウントはそのまま松村沙友理さんの「本当の意味での」公式個人アカウントという位置づけに移行し、現在に至っています。

告知用に開設されたアカウントをそのまま個人で運用する形が定着

この「何かの告知のためにアカウントを開設 → 告知が終わったら自分のアカウントとして運用」というパターンは、その後2020年4月に開設された高山一実さんのインスタグラムアカウントでも採られました。

2020年には高山一実さんの他、秋元真夏さん・与田祐希さん・中田花奈さん・堀未央奈さんらが写真集告知のために開設されたインスタグラムアカウントを、自分のアカウントとして運用を始めています。

2020年は、乃木坂46のメンバーがインスタグラムへの本格参入元年となりました。2020年にこの動きが完全定着した理由としては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、活動が制限されたことが考えられます。

できることが限られる中で、少しでもファンとの接点を持とうとした結果が、告知用として開設されたインスタグラムを個人運用に移行することだったのでしょう。

とはいえ、いずれのメンバーもアカウントが元から「名前_official」という形になっているので、先々は個人運用することも視野に入れていた可能性もあります。

現在は条件付きで公式SNSアカウントが開設可能?

後ほど詳しく紹介しますが、2022年11月現在、乃木坂46はメンバー42人のうち17人が公式個人SNSアカウントを所持しています。

この公式個人SNSアカウントは、すべてインスタグラムです。ツイッターやYouTube、TikTokといったインスタグラム以外のSNSでは、公式とはいえ個人のアカウントは運用されていません。

またアカウントを所持している18人は、すべて20歳以上のメンバーです。写真集などの告知とは関係なくインスタグラムでアカウントを開設したのは、2021年3月22日に開設された山下美月さんのアカウントが初めてですが、翌23日には23歳の誕生日を迎えた佐藤楓さんもアカウントを開設しています。

これ以降、20歳以上のメンバーが誕生日を機にインスタグラムを始めるケースが増えています。久保史緒里さんのように誕生日と関係ないタイミングでアカウントを開設するメンバーもいますが、年齢はすべて20歳以上です。

また田村真佑さんのように、既に20歳以上でありながらアカウントを開設していないメンバーもいます。

同じ4期生でも矢久保美緒さんや佐藤璃果さんは20歳を機にアカウントを開設していることから、選抜入り経験も豊富な田村真佑さんがインスタグラムを始めることを許されない、ということは考えにくいです。

そのため、田村真佑さんは「自らの意思でインスタグラムをやっていない」のだと思います。

実は1期生OG・星野みなみさんは、2021年に「のぎおび」で「インスタはやらない」と宣言したことがあります。星野みなみさんは公式ブログも中々更新しないことで有名でしたが、インスタグラムは「やりたければできるのに、やらなかった」のだと思います。

以上のことから、現在の乃木坂46メンバーの公式SNSアカウント開設事情は「インスタグラムに限り」「20歳以上のメンバーが」「自ら希望して」「なおかつ運営が許可すれば」開設可能、ということが想像されます。

ちなみに矢久保美緒さんや佐藤璃果さんが選抜未経験の状態でインスタグラムを始めているのをみると、許可の際に選抜経験の有無は考慮されていないようですね。

乃木坂46メンバーのインスタグラムアカウント一覧

ここからは、2022年11月現在でインスタグラムのアカウントを開設している乃木坂46のメンバーを紹介します。

インスタグラムアカウントを開設している乃木坂46メンバー

2022年11月1日現在、公式インスタグラムアカウントを開設しているメンバーは、以下の通りです。

名前 加入期 Instagram 開設日
秋元真夏 1期生 manatsu.akimoto_official 2020年10月1日
齋藤飛鳥 1期生 asuka.3110.official 2021年11月8日
和田まあや 1期生 wada_maaya_official 2021年4月23日
鈴木絢音 2期生 ayane.suzuki_official 2022年3月5日
伊藤理々杏 3期生 riria.ito_official 2022年10月8日
梅澤美波 3期生 ume_minami.official 2020年8月4日
久保史緒里 3期生 kubo.shiori.official 2022年2月17日
阪口珠美 3期生 tamami_46_official 2021年11月10日
佐藤楓 3期生 kaede_sato.official 2021年3月23日
中村麗乃 3期生 n.reno_official 2021年9月17日
向井葉月 3期生 hazuki.p3.official 2021年8月23日
山下美月 3期生 mizuki.yamashita.official 2021年3月22日
吉田綾乃クリスティー 3期生 y.ayanochristie.official 2021年9月6日
与田祐希 3期生 yodayuuki_oimo 2020年1月23日
金川紗耶 4期生 saya.kanagawa_official 2022年10月31日
佐藤璃果 4期生 lica_sato_official 2022年8月9日
矢久保美緒 4期生 mio.yakubo_official 2022年8月14日

乃木坂46メンバーのインスタグラムフォロワー数ランキング

2022年11月1日現在、乃木坂46の公式インスタグラムアカウントのフォロワー数を多い順に並べると、以下のようになります。

名前 インスタフォロワー数
与田祐希 97.3万人
山下美月 89万人
齋藤飛鳥 75.5万人
秋元真夏 64万人
梅澤美波 58.1万人
伊藤理々杏 5.8万人
久保史緒里 33.1万人
佐藤楓 26.7万人
鈴木絢音 23.6万人
向井葉月 20.8万人
和田まあや 19.8万人
阪口珠美 19.8万人
佐藤璃果 14.4万人
矢久保美緒 12.7万人
中村麗乃 12.4万人
吉田綾乃クリスティー 12.4万人
金川紗耶 7.1万人

乃木坂46のメンバーでフォロワー数が最も多いのは、約97.3万人の与田祐希さんです。

次いで約89万人の山下美月さん、約75.5万人の齋藤飛鳥さんと続きます。

注目したいのは、絶対的なエースである齋藤飛鳥さんのフォロワー数が与田祐希さん・山下美月さんよりも少ないということです。

その理由は「開設時期」と「投稿数」がありそう。

まず開設時期ですが、与田祐希さんは2020年1月23日に写真集告知のためにアカウントが開設されています。

山下美月さんは写真集と関係ないものの、2021年3月22日にアカウント開設。齋藤飛鳥さんも写真集と関係なく、アカウントを開設したのは2021年11月8日です。

齋藤飛鳥さんのアカウント開設が与田祐希さんと比べて1年10ヵ月弱も遅いのは、フォロワー数と無関係ではないでしょう。

次に投稿数ですが、2022年10月31日の時点で与田祐希さんは333件、山下美月さんは244件なのに対して、齋藤飛鳥さんは49件しかありません。

一般的にインスタグラムのフォロワー数を増やすには、ある程度の投稿頻度を維持することが必要。逆にいえば齋藤飛鳥さんが約1年の運用・49件の投稿で約75.5万人にもフォローされていることは、凄いことなのかもしれませんね。

乃木坂46の積極的なSNS活用を期待!

ということで今回は、乃木坂46のSNSアカウント事情、メンバーが開設しているインスタグラムのアカウントを紹介した上で、各アカウントのフォロワー数を比較してみました。

インスタグラムを始めとするSNSは、乃木坂46が主なターゲットとする若年層はもちろんのこと、今や多くの人が閲覧しています。そのため、ファンの拡大にはSNSの積極活用は必須といえます。

一方でSNSの運用をメンバー個人に任せきりにすると、過去の48グループの例を見るまでもなく、様々なトラブルが想像されます。これを防ぐには運営の管理が前提となりますが、手間を考えるとすべてのメンバーにアカウントを持たせるのは難しそうです。

そのため「安全なSNS利用」を優先するには、現在のように「20歳以上」「インスタグラム限定」といった制限をかけるのは、多少柔軟性に欠けるとはいえ、概ね妥当といえそうです。

今後も乃木坂46のメンバーが、SNSで楽しい情報を発信してくれることに期待しましょう。

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